今年のCP+2025ニコンブースでは、REDが2月18日に発表したKOMODO-X Zマウントモデルを展示。装着しているレンズは、「NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ」で、ニコン初のフルサイズ対応パワーズームレンズである。

このレンズは、動画性能、動画撮影における操作性、動画撮影に適した光学性能を追求している。ドキュメンタリー撮影やワンオペレーションでのロケ撮影において、効率的な撮影を可能にする設計となっている。

例えば、実際に触ってみると、側面のレバーとズームリングでも操作が可能。このリングは、ギアモジュール0.8に対応しており、一般的な拡張性を有している。

ニコン:RED KOMODO-X Zマウントモデル&NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ初展示 [CP+2025展示レポート]説明写真

また、フィルターには操作窓を搭載。この窓から、C-PLフィルターや可変NDフィルターの操作が可能。この点も、ワンオペレーションで撮影するユーザーにとって、使いやすさに繋がりそうだ。

ニコン:RED KOMODO-X Zマウントモデル&NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ初展示 [CP+2025展示レポート]説明写真

ブースでは、KOMODO-XのZマウントモデルのほか、V-RAPTOR [X]のZマウントモデルも展示しており、「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」と組み合わせて展示している。

ニコン:RED KOMODO-X Zマウントモデル&NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ初展示 [CP+2025展示レポート]説明写真

また、REDのZマウント発表に合わせ、ニコンとREDは協力し、Z CINEMAという新たなデジタルカメラシリーズを立ち上げた。今回のブースの同展示コーナーはZ CINEMAの体験コーナーとして設けられている。