2022年はどんな年になる？映像の可能性を広げる2022年の未来予報をご紹介

2022年予報 #01レイヤー教室

コロナ禍ではオンライン授業やオンラインワークへの半強制的な切り替えが進み、動画を使ったオンラインラーニングが普及しましたが、感染者数が落ち着くと徐々に、学校や会社という場所が日常の中に戻ってきました。オンラインの環境にうまく適応し、自分のペースで効率的に学習を進められる人もいれば、皆で集まって勉強した方が捗るという人も多いのでは?そこで、アフターコロナの学校では「レイヤー教室」と呼ばれるシステムが導入されるのではないか、という予報を考えました。

皆が同じ場所に集まってはいるけれども、学習している内容はそれぞれバラバラ。リアルとオンラインのクラスメイトが一緒である必要性は無くなるかもしれない。そうなると、学力別のクラス分けや、従来の志望校という考え方も変わっていくのかもしれません。

エンターテイメントに於いても、誰かと一緒に盛り上がるという体験がオンライン化で希薄になりました。代わりに配信ライブ等で、いつでもどこでも自分の好きなコンテンツを楽しめるようになったというメリットもあります。

これをうまく融合させると、同じコンサート会場にいながら、それぞれヘッドホンで違う音楽を聴いて盛り上がるサイレントディスコのようなイベントが人気となるかもしれません。果たしてその会場での映像とは、どのようなものが考えられるでしょうか？

2022年予報 #03 フィルターメイク術

Zoom等のリモートワークツールを使ううちに、自分の顔を見つめる機会が増えたと思いませんか？照明を工夫したり、角度によって見え方が変わったり。コロナ禍で美容意識に目覚めたという話も聞きます。画面越しであればフィルターを使う事でいくらでも顔の補正ができますが、リアルが戻ってくるとそうはいきません。そこで、オンラインの自分に現実の自分を似せていく「フィルターメイク術」が人気になると予報しました。

コロナ禍ではカメラ越しのビデオ通話だけではなく、ゲームやVRの世界で自身のアバターを通したコミュニケーションも普及しました。例えばアニメキャラクターのアバターをもう一人の自分だと思い込む事で、現実世界の自分の見た目をアニメ風に変えたい、という願望も現れるのではないでしょうか。

メイクだけに留まらず、現実世界でアバターに変身できるようなサービスが誕生すれば人気になるでしょう。今年もリアルタイムの加工技術を使った新しい映像表現が次々と現れてくるかもしれません。

2022年予報 #07 コロナ・ロス・ジェネの恋

コロナ禍で様々なイベントや行事が中止になった事で、貴重な学生時代の体験を失った世代が生まれてしまいました。しかし、彼らは代わりにオンラインでも他者と繋がる術を模索し、親密な関係を築く努力をしてきました。彼等を「コロナ・ロスト・ジェネレーション」と名付け、その恋愛観を予報しました。

恋人とのデートと言えば、実際に会ってどこかに出かける事が当たり前でした。しかし、人と会えない状態では、オンラインゲーム上で待ち合わせをして、一緒にクエストをクリアしたり、オンラインコンサート等のイベントに参加したり、といった従来とは異なるデートの形が生まれました。誰かと一緒に楽しむ事で、オンラインのエンターテイメント体験が特別な思い出になるかもしれない。2022年以降はそういった繋がりをつくる新たな映像体験が増えていくような気がします。

まとめ

2022年に起きるかもしれない予報を3つピックアップしてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？このように社会の変化と共に人々の意識や生活が変化する事で、求められる映像やエンターテイメントの形も変化していく事が想像できると思います。今年も引き続き独自の目線を大切に、皆さんがわくわくするようなエンターテイメントの未来の可能性をご紹介していきたいと思います。

その他の予報を含めた2022年予報の完全版は、こちらのページから無料でダウンロードしていただけます。ご興味を持っていただけた方は是非ご覧ください。