Avidプレスカンファレンス動画

Avidブースレポート

AvidはAvid Everywhere構想に基づくBroadcastやVideo、Audioのソリューションを展開。今年は既存のHDやSDフォーマットのほかUltra HDや2K、4Kメディアの取り込み、モニタリング、出力を可能とするAvid Artist | DNxIO を発表。また、Media Suite モジュールのMediaCentral Platformへの統合を完成する統合メディアアセット管理システムであるInterplay | MAM 5や、ライブサウンドミキシングシステムのフラッグシップ製品としてAvid VENUE | S6Lなどを出展した。また、リアルタイム共有ストレージとして、大作映画やゴールデンタイムのTV番組、ミッションクリティカルな報道制作で実績ある共有ストレージを小規模な制作チームのニーズに合わせて最適化したISIS | 1000を出展し、小規模から大規模な制作環境により柔軟に対応可能となった。

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ライブサウンドミキシングシステムのフラッグシップ製品のAvid VENUE | S6Lを出展

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小規模な共有ストレージを実現するISIS | 1000。20TBから80TBまで拡張可能。SD、HD、2K、4Kの編集に対応可能

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Avid Artist | DNxIOは、Blackmagic DesignからのOEM提供されたもので、リアルタイムエンコーディング、デコーディング、カラー変換、アップコンバート、ダウンコンバート、クロスコンバートを実現

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Avid Artist | DNxIOの背面パネル。Dual3G/12G-SDI入出力、HDMI入出力、アナログ入出力に対応。Blackmagic DesignのOEMということもあり、12G-SDI入出力も可能だ

Avid Artist | DNxIOは、4K/60fpsによる取り込みおよび再生が可能なほか、リアルタイムエンコーディング、デコーディング、カラー変換、アップコンバート、ダウンコンバート、クロスコンバートを実現しており、Dual3G/12G-SDI入出力、HDMI入出力、アナログ入出力に対応しているほか、PCとはPCIeまたはThunderboltで接続。また、リモートコントロールポートを使っての外部機器からのシステム制御やビデオ、オーディオ、タイムコード、リモートコントロールなどの複数のソースのシグナルをコントロールすることができるほか、ソフトウェアが立ちあがっていなくても搭載されているHDディスプレイにより、取り込み中あるいはアウトプットしているメディアをモニタリングすることも可能。

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エンド·ツー·エンドの分散型メディア制作環境Avid Everywhere。ビデオやオーディオなど異なるクリエイター同士での共同作業を支援する

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Avidはクリエイターのための制作ツールを無償提供。以前にもDV編集ソフトの無償バージョンAvid Free DVを公開していたが近日中にMedia Composerも公開されるという。機能限定版だが試用期間などは限定されず、製品版と同様にアップグレードも可能

Avidはクリエイターのための制作ツールとしてArtist Suite/Media Suite/Storage Suiteという3つのアプリケーションスイートを基盤としたAvid MediaCentral Platformを推進しているが、エンドtoエンドの統合メディアアセット管理を可能とするInterplay | MAM 5を発表したことにより、Media SuiteモジュールのMediaCentral Platformへの統合が実現した。