JVCケンウッドブース動画
JVCケンウッドブースレポート
JVCケンウッドはマイクロフォーサーズシステムマウントを採用した4KカメラGY‐LS300やライブストリーミングに対応した業務用4KカメラGY‐HM200、コンパクトな業務用4KカメラGY-HM170のほか、Bradley社との協業により共同開発した4K対応リモートカメラシステム(参考出品)など4K対応のカメラを出展したほか、HDメモリーカードカメラレコーダーGY-HM600U/650U/850U/890UのファームウェアバージョンやHDRリアプロジェクションシステム&HDR対応カメラ(参考出品)といった新製品を出展した。
4K対応のカメラは様々なバリーエーションの製品展開となっており、小型ビデオカメラに関してはユニークな存在といえよう。また、同社独自のD-ILAデバイスによるプロジェクターやKENWOODブランドの無線機なども出展されており、NABの中では特異な存在といえよう。
4KカメラレコーダーGY‐LS300は、独自のバリアブルスキャンマッピング技術を搭載し、さまざまな対応レンズに対しレンズ本来の有効画角を確保した撮影を可能にしており、大型センサーとレンズの持ち味を最大限に生かした映像表現豊かな撮影を実現している。また、GY-HM200と同様に多彩な記録方式への対応や、ネットワーク機能の搭載など、4K対応に加えて業務用カメラに求められるさまざまな機能を備えた小型・軽量のカメラレコーダーとなっている
GY‐HM200はライブストリーミングに対応した業務用4Kメモリーカードカメラレコーダーで、新開発の12倍ズームレンズと1240万画素1/2.3型CMOSセンサーの搭載により、4K記録における低照度下でもノイズの少ない撮影を実現している。またH.264コーデックで4K撮影時に150Mbps、HD撮影時に50Mbps 4:2:2の高ビットレート記録に対応。従来モデルに搭載されていたライブストリーミング機能をさらに進化させたRTMPプロトコルに対応することで、カメラから直接UstreamやYouTubeへの素材配信を可能にしている
GY-HM170は、業務用途としての運用性、堅牢性を備えつつ、コンパクト化と低価格化を実現した海外専用モデルで、内蔵マイクと外部オーディオ入力の装備に加えHDMI端子からは4K記録中であってもライブの4K映像出力が可能
ファームウェアバージョンアップされたHM890U。インターネットの通信状況に応じたアダプティブビットレートモードを搭載したほかGY-HM200やGY-LS300に搭載されていたRTMPプロトコルへの対応や、FTPサーバーへのファイル転送のレジューム機能の追加など、ライブストリーミング時の操作性と信頼性をさらに向上させている
4K対応Super35mmイメージセンサーを搭載したカメラヘッドとリモート雲台を組み合わせたシステムで、4K映像信号とパン・チルト・ズームのリモートを1本のファイバーケーブルで可能としており、スポーツイベントなど様々な用途に対応するシステムとなっている(参考出品)。
同社独自のD-ILAデバイスによる高コントラスト技術に高輝度技術を加えることにより、HDR(ハイダイナミックレンジ)表現を可能とした、リアプロジェクションシステムで、4K対応70型と2K対応36型の2つのモデルがある
4K対応Super35mmイメージセンサー搭載したマイクロフォーサーズシステムマウントのカメラで、脱着・折り畳み可能な7インチフルHD液晶モニターを搭載したビデオユニットおよびコントロールユニットからなるシステム(参考出品)