Adobeは毎年ブースの大半を製品のデモ解説を行うスペースに当てており今年も同様なスタイルでブース展開を行っていた。今年は、Adobe Creative Cloud映像制作ツールやOTTワークフロープラットフォームAdobe Primetimeおよび、プロダクションワークフロープラットフォームAdobe Anywhereのメジャーアップデートなどの解説を中心にMagicやColor、Make Itなどの機能ツールの解説デモが行われた。

Adobe Premiere Pro CCは、今回簡単に色調補正が行えるカラーパネルやインタビュー映像の無音をカットした際などの不要な間やジャンプカットを取り除いてよりスムーズなシークエンス編集を可能とするMorph Cut機能などを搭載。また、After Effects CCは二次元キャラクターを簡単にアニメーション化するAdobe Character Animatorが追加された。Adobe Primetimeでは、Apple TVやRokuなどのOTTを含むさまざまなTVコンテンツを強化した大幅なアップデートが行われた。

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Adobe Premiere Pro CCでは、Adobe SpeedGradeのエッセンスを統合することで簡単に色調補正が行える画期的なLumetriカラーパネルや、スムーズなシーケンス編集を可能とするMorph Cut機能などを搭載した

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映像の色彩表現を支援するLook生成・保存のためのiOS対応アプリProject Candy。iPhoneに搭載されているカメラで撮影された画像をもとに、高品質の照明や色合に演出を簡単に保存、共有し、Premiere Pro CCのプロジェクトに反映することが可能

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Adobe Premiere Pro CCの新機能Lumetriカラーパネル。Photoshop Lightroomの機能を導入することで色補正を容易にしたほか、映像のクオリティを損なうことなく指定の時間にコンテンツの長さを自動的に調整することができるようになった

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Adobe After Effects CCの新たな機能であるCharacter Animator。Webカメラの前で行われる頭、口および目の動きをトラッキングし、体の動きに反映させ、キーボードを用いることでその動きをより現実に近いものにすることができる