360°全天球動画
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Vitecは同グループ内の様々なブランドをブースに集結し、三脚やバッテリー、照明器具などを出展した。主なブランドとしてはVinten、sachtler、oconnor、Manfrotto、JOBYのほか、ANTONBAUER、autoscript、SmallHD、TERADEK、Litepanels、そして今年1月にVitecブループに入ったSyrpなどである。
こうしたブランドは独自性を保ちながらそれぞれのブランドが得意とする製品を開発してきたが、Vintenとsachtlerが昨年からFlowtechというカーボンファイバー製の脚を両ブランド共通で発表。今年もFlowtechをかなり多くく取り上げていた。
このクラスの(100mmボール径)三脚は以前はスタンダードだったが、カメラの小型軽量化や中国などの安価な製品が出回るようになり、需要の絶対数に対してメーカーが飽和状態となっていることからFlowtechという共通の脚を開発することで巻き返しを図ろうといる戦略なのだろう。また、Vintenやsachtler以外にも老舗の三脚メーカーもまだ頑張っている状況を考えると、今後も競争が厳しくなってくるジャンルの製品と言えよう。
Vintenとsachtlerは昨年からFlowtechという共通の脚を大きく取り上げている。通常ブランドごとにブースは別れているがFlowtechに関しては例外的な扱いだ
Vintenはかねてよりパン・ティルトヘッドに力を入れ、スタジオなどの省力化を目指していたが、今年も新製品としてFH-155とFHR-155を出展
Manfrottoブランドでは600シリーズとしてNitrotech 608および612を新製品として出展
JOBYはGorillaPod 3Kにアルミ合金製のボールヘッドBallHead 3K PROを組み合わせたGorillaPod 3K PROを新製品として出展
JOBYのiPhone対応クランプ付きミニ三脚Joby HandyPod Mobile Kit。脚を開いて三脚として、脚を畳んで片手で握ればハンドグリップとして使用可能。ボールヘッドはボタン式ロック機構を採用
Autoscriptはスクリプト表示ソフトWinPlus-IP(Intelligent Prompting)のほか、EPIC-IPシリーズやEVO-IPシリーズなど最新のプロンプターも出展。これらはEthernetのほかSDI接続も可能で既存のビデオカメラによる表示のほか、テキストなどからの表示のも対応している
LitepanelsはGEMINIシリーズの新製品としてGemini 1×1 Softを出展。Gemini 1×1 SoftはAC電源のほか、Vマウントやゴールドマウント、XLRによる電源供給に対応しており、10フィートの距離で3200K時557lx、5600Kで614lxの照度をもつもので、先に発売となったGemini 2×1の小型サイズのモデル
ANTONBAUERは丸みを帯びたDigitalシリーズから四角いDionicやTitonのシリーズにラインナップが変わってきた。今回の新製品は昨年発表になったXT150に続き、Titonシリーズの新製品としてTiton150がラインナップに加わった
SmallHDは7インチタッチパネルを搭載したFOCUS 7とCine 7が新製品として出展された。このモニターの明るさは1000nitsで4K30pの信号を入力に対応。表示は1920X1200となっている。入力はHDMIで電源はソニーLタイプバッテリーが装着可能
TERADEKは許可不要の4K対応5GHz帯域伝送装置Teradek Bolt 4K 750 TX/RXとTeradek Bolt 4K 1500 TX/RXを出展した。Teradek Bolt 4K 1500 TX/RXは最大約457mの範囲で10ビット4:2:2 HDRビデオを送信することが可能