NABのARRIブースでは、ARRI Americasのビジネス・デベロップメント責任者であるジェイソン・イノウエ氏が、最新のカメラシステムとレンズについて説明した。
必要な機能を選択できる「ALEXA 35 Xtreme ベースモデル」
今回の注目の一つが「ALEXA 35 Xtreme ベースモデル」である。ARRI RAW、アナモフィック、ハイスピード撮影、プリレコード、ルックライブラリといった各機能を、ライセンスとして個別に追加できる仕組みを採用している。
このモデルにより、ユーザーは初期コストを抑えた構成でカメラシステムを導入し、運用に応じて必要な機能を段階的に追加することが可能となる。これにより、現場のニーズに応じた柔軟なシステム構築が可能になるとしている。
歪みを抑えた超広角レンズ「Ensō」10.5mm
レンズラインナップにおいては、ARRI Ensō Primeレンズに新たに10.5mmが加わった。極めて短い焦点距離の超広角レンズでありながら、レクティリニア(直線的)な描写を維持し、糸巻き収差などの歪みを抑えている点が特徴である。
魚眼レンズのような湾曲が発生しないため、自然な広角表現が可能とされる。スポーツ中継の現場や、高品質な映像制作を求める企業などから関心が寄せられているという。