人気大口径レンズをさっそくリニューアルした「KL50MM F1.1 II」
KIPON、中一光学(Zhongyi)、kamlan、七工匠など、中国の多くの新興光学レンズブランドの名が日本市場でも浸透してきている。その中の1つであるKamlan(カムラン)は、2015年に設立された中国・深圳のカメラレンズメーカーだ。
Kamlanはブランドネームで、社名はMachang Optical。リーズナブルな大口径レンズをラインナップしており、特にKamlan 50mm F1.1が有名だ。日本の本総代理はサイトロンジャパン。CP+のKamlanはサイトロンのブースであり、サイトロンの中のkamlan専門のブースになるとのことだ。
Kamlanブースの展示の中でも一押しの製品は、マニュアルフォーカスのAPS-Cのイメージサークルに対応したKL50MM F1.1 II。光学系はゼロから再設計され、絞りバネの枚数も11枚が12枚に増えている。マウントはキヤノンM、マイクロフォーサーズ、ソニーEマウント、富士フイルムXシステムに対応。
実際に手にとってみると、カチ、カチ、カチ、カチという絞りの調整にクリック感がない。無段階でバリアブルで調整可能な構造となっている。手触りはずしりと重みのあるメタルでできている。逆にKamlanのほとんどのラインナップはメタルでできているとのことだ。価格は3万円台を予定。
広角レンズの新製品「KL21MM F1.8」も展示
「KL21MM F1.8」は、今朝に届いたばかりの新製品とのこと。まだ販売もしておらず、カタログにも載っていない。イメージサークルはAPS-Cとのことだ。