キヤノンブースの「EOS VR SYSTEM」コーナーでは様々なVRコンテンツが展示されていた。
3D 360° VRコンテンツ
RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEを装着したEOS R5 Cを4台リグに設置して、4台同時に撮影することで、360°での3D VR映像を収録した。
RIMI WATANABE氏制作の3D 180° VRコンテンツ
今回Inter BEE会場で初めて公開されたミュージックビデオコンテンツ。実写でどこまで表現の幅を広げられるかというコンセプトで、撮影セットの天井と床を鏡面処理し、不思議な世界観の映像になっている。
また、使用しているレーザーは通常、カメラのセンサーにダメージを与えるものが多いが、今回はファイバービームというセンサーにダメージが出にくいものを使っている。RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEとEOS R5 C、そしてEOS VR Utilityの組み合わせが、それまでのVR映像制作の煩雑さを大幅に軽減し、初めて挑戦するクリエイターでも簡単に作ることができるという良い実例になっていると思う。
コンテンツはBehind The Sceneとともにキヤノンマーケティングジャパン公式YouTubeチャンネルで公開されている。
RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE 撮影サンプル動画:ミュージックビデオ映像
RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE 撮影サンプル動画:ミュージックビデオ映像(Behind The Scene)
ばってん少女隊8K 60P VRコンテンツ
8K60Pで作成されたばってん少女隊のVRコンテンツを、8K対応のVRゴーグルと8K動画を再生できる高性能PCという最高の環境かつクオリティを体験できた。会場では行列ができるほど人気な展示となった。
ばってん少女隊のコンテンツの詳細は別記事で詳しく紹介している。