「中判ミラーレスカメラGFX100 II クリエイターセッション&動画撮影体験会」を観世能楽堂で開催
富士フイルムは2023年10月20日、「GFX100 II」のイベント「中判ミラーレスカメラGFX100 II クリエイターセッション&動画撮影体験会」を観世能楽堂で開催した。主催は富士フイルムイメージングシステムズで、企画・運営はPRONEWSが行った。
本イベントは、GFX100 IIの新機能や魅力をお伝えする「新製品お披露目トークセッション」と能の演目を新製品GFX100 IIで動画撮影体験できる「動画撮影体験会」の2部構成で行われ、100名を超える映像業界関係者が集まった。
「新製品お披露目トークセッション」のアーカイブ動画公開
お披露目トークセッションの終了後、アーカイブ配信の要望も多く寄せられ、PRONEWSでは本イベントを動画公開した。トークセッションには、富士フイルムイメージングシステムズ 稲畑貴雄氏、富士フイルムイメージングシステムズ 小島勇氏、富士フイルム 大石誠氏、ティーエフシープラス クォン・ソンフン氏、チャプターナイン 小林基己氏、ティーエフシープラス 城田柾氏、観世三郎太師が登壇した。
「GFX100 II」の4Kショートフィルム「OVER THE LIMIT」を初公開
発表会冒頭に登壇したのは稲畑貴雄氏。GFX100 IIは静止画性能を大きく向上させるとともに、今回新たに動画性能を強化。映像表現の幅を大きく広げる製品であることを紹介した。
GFX100 IIの特徴については、小島勇氏が説明を行った。GFX100 IIでは新センサーと最新プロセッサーを搭載。その組み合わせによって高速・高画質の性能とAIによる被写体検出AFの搭載、進化した連写性能の実現を紹介した。
続いて、GFX100Ⅱ 4Kショートフィルム「OVER THE LIMIT」をテーマとした「クリエイター×開発者トークセッション」が行われた。クォン監督は中判デジタルカメラでムービーを撮るという新しいチャレンジを通じて、限界を超えるという思いで制作に臨んだことを紹介。小林氏は、Premistaのレンズやアナモフィックレンズに対応できる柔軟性について深く紹介した。城田氏は、以前のlogと比べてかなり広いラチチュードがあると感じた様子を紹介した。
講演の最後は、観世三郎太師氏による閉会の挨拶。能を知らない若い人たちや海外の方に少しでも能の魅力を知っていただきたいことと富士フイルムの最新のカメラで撮ってほしいという思いから今回の撮影にチャレンジしたと語った。
「動画撮影体験会」ではGFX100 IIのシネマ撮影スタイルを展示
午後はホールでGFX100 II動画撮影体験、ロビーではGFX100 IIのシネマ撮影スタイルの展示やアクセサリーメーカーと富士フイルムによるタッチ&トライコーナーを設けた。富士フイルムのGFX100 II体験コーナーや映像業界のアクセサリーメーカーの出展ブースがあり、各種実機体験が可能になっていた。