サンワサプライは、2024年9月2日・9月3日の2日間、富山県民会館にて開催した「北陸放送機器展 2024」に出展。拡声器スピーカー・ワイヤレスHDMIエクステンダー・ポータブル電源などを展示した。

気になったのは、4K映像をボタン1つで瞬時にワイヤレス化できるワイヤレスHDMIエクステンダーだ。パソコンに挿すだけで簡単にすぐに出力が可能。受信機・送信機はペアリング設定済みなので、面倒なドライバ設定などは必要なく、接続するだけで相互リンクの開始が可能になる。

HDMI対応の送信機
HDMI対応の受信機

ワイヤレスHDMIエクステンダーは、講演会やセミナーなどの配信の現場に使えそうだ。登壇者がパソコン持ち込みで登壇した際、HDMI出力端子にHDMIエクステンダーをつないで送信機側のボタンを押す。スイッチャー側には、HDMI入力端子に受信機を接続すればOKだ。

展示製品はHDMIバージョンだが、Type-C接続用もラインナップ中だ。薄型軽量のMacBook AirやWindowsノートPCにはType-C接続で対応が可能になる。電源もいらないし、HDMI変換も不要で映像の送受信が可能だ。

もう1つ気になったのは、Bluetoothタッチパッド「400-MABTY201GM」だ。MacにはAppleの「Magic Trackpad」が発売中だが、Windowsには同じ立ち位置の吐出した製品があまり思い当たらない状態だ。400-MABTY201GMは、待望のWindows Media対応のタッチパッドで、映像編集でタッチパッド操作を重視する方に便利かもしれない。

WindowsのノートPCでは、ジェスチャーコントロールに対応しない機種も多いが、400-MABTY201GMはジェスチャーコントロールに対応。4本指操作などに大変優れている。Bluetoothにも対応しており、バッテリー内蔵で動作可能。外出先でちょっとした編集するときなどに便利そうだ。