今年の開催は11月13日~11月15日
今年は2024年11月13日~15日に「Inter BEE 2024」が千葉県の幕張メッセで開催される。2023年の開催では国内外から出展者数1,005社、来場者数31,702名と、コロナ禍以前の開催規模に近づいた。2024年の出展者数は昨年よりもさらに増える見込みで、会場規模は幕張メッセの展示会場の7ホール分に拡大して開催する。
本年から「Inter BEE AWARD」と「INTER BEE CINEMA」を新設。INTER BEE AWARDは、最終審査を11月13日(水)に展示会場で実施し、同日夕に発表・表彰を行う。「INTER BEE CINEMA」は初めての試みとなる映画撮影技術と機材に特化した総合エリア。本格的な映画撮影スタジオセットを設置した会場を予定しており、デモンストレーションやトークセッションなどを映像制作者の交流や若手育成の促進を目指しているという。
今年も出展部門は、「プロオーディオ部門」「映像制作/放送関連機材部門」「エンターテイメント/プロライティング部門」「メディアソリューション部門」の4部門の構成。バーチャルプロダクションやIP伝送、リモート制作、メタバースなど、近年特に変化と進化の著しいメディアとエンターテインメントのトピックスまで網羅する。
PRONEWSでも趣向を凝らし多くの企画で皆様をお待ちしている。
今年の見逃せないブースはこれだ!
PRONEWSでは今年もInter BEEの歩き方をジャンル別にピックアップした。6種類のコースを用意し、各コースに見逃せない製品・ソリューションを選抜。限られた時間しか会場を見て回れない人が2~3時間で回り切ることができるブース数を想定した。 このコースを参考に、Inter BEE 2024を楽しんでほしい。
- Aコース:カメラ&レンズコース
今年流行のライブ制作対応カメラをめぐるコース。ARRIは「ALEXA 35 Live Multicam」、キヤノンはライブ用途に必須な機能を搭載した「EOS C400」が話題だ。富士フイルムのHZK14-100mmは、PLマウント搭載し、ライブ撮影にも対応する。ニコン、ソニー、ブラックマジックデザインの話題のカメラ新製品も要チェックだ。 - Bコース:カメラアクセサリーコース
カメラ周辺アクセサリーで話題のブースをめぐるコースだ。レコーダーは、32bitフロート録音対応の新製品に注目。特にカメラマンの間では、TASCAMの「FR-AV2」が話題だ。使い勝手の改善したガンマイクやお求めやすい価格の光伝送機も押さえておこう。 - Cコース:一脚・三脚コース
文字通り話題の一脚・三脚を巡るコースだ。ヴィデンダム定番の「FSB 6 Mk II」や「FSB 8 Mk II」以外にも100mmシリーズを展示する。操作性の違いや使用感を実際に手に取って体感してほしい。一脚・三脚は中国メーカーが元気だ。片手レバー操作だけでセットアップが可能な一脚・三脚を展示するSmallRigやYC Onionブースは要チェックだ。 - Dコース:映像伝送・配信コース
映像信号の伝送や配信について考えるコース。SDIからIPへの切り替えやクラウドサービスを巡る。AV over IPに欠かせない「SDIからの移行」や「変換」「配信」を展示する話題のブースをピックアップした。 - Eコース:ポストプロダクションコース
映像のクオリティを上げていくポストプロダクションに関するコースだ。EIZOはリファレンスモニター新製品を展示。1000cd/m2の高輝度、100万:1の高コントラストを実際に目で見てほしい。AIやクラウドなどのサービスに対応した各社の編集システムの展示にも注目だ。特にTriCasterは汎用性を備えた新製品を展示予定だ。 - Fコース:照明コース
照明に関するコースだ。特にLEDライトは、毎年驚くほどの進化を遂げる。NANLITEのFCシリーズ初 フルカラーLEDライト「FS-300C」、正確な太陽光、より正確なタングステン光を求めて開発されたAputureのBLAIRライトエンジン搭載「STORM 1200x」など、見どころ満載だ。
「Inter BEEの歩き方2024」Mapを会場配布
今年も幕張メッセの展示会場で、PRONEWSオリジナルのガイドマップ「Inter BEEの歩き方2024」を配布する。来場の際には、手にとってほしい。会場配布のほかに、PDF版を先行配布。ぜひスマートフォンやタブレットで活用してほしい。
会場で迷ったら? 「PRONEWS STATION」へ
Inter BEE 2024会場内に「PRONEWS STATION」(#3410)を設置。会場内のキオスク的な役割をPRONEWSが担う。詳細は後日公開!