SAEDAは、Inter BEE 2024の同社ブースで「Phottix Nuada」シリーズの新バージョン「R3a」「S3a」を参考展示した。

Nuadaシリーズの「R3 II」と「S3」シリーズは、現在「S3 II」が発売中。それらの機種には、2.4GHzワイヤレスリモコン「ECO3」が付属しており、リモコン操作が可能だ。参考出展の新製品「R3a」「S3a」は、BluetoothリモートコントロールのPhottixモバイルアプリに対応。アプリを介して明るさ、色、ダイナミック効果、彩度、シーン、ライトのグループ制御が可能になる。Kali50RのようなRGB LEDパネル搭載モデルは、RGBの設定にも対応する。

これまで「ECO3」のモノクロモニターを見ながら、「色相は150」のように数字で設定していたが、モバイルアプリを使えば色素を感覚で操作できる。視認性や操作性は確実に向上する。グループ制御にも対応しているので、2灯を別々のチャンネルで設定できたり、複数チャンネルを同時に設定が可能だ。

性能面に関しては両機種とも大きな変更はないが、R3aの色温度に関して下は2500K、上は8500Kに拡張されている。正式発表では、今回も「LEDパネルx2」「ライトスタンドx2」をセットにしたライトツインキットセットもあるという。ツインキットセットは1個のカバンに2台入れられて便利だ。