
村田晴:エディター
フリーランス
1983年4月 東京生まれ
2005年3月 映像系の専門学校を卒業
2005年4月~2007年6月 番組系ポスプロ
2007年6月~2019年3月 デジタルエッグ
2019年4月~現在 フリーランス
――現在メインとなる業種を教えてください
広告系の動画全般(ビデオコンテからCM・WEB動画)。オフラインとオンラインどちらもやります。現場編集も対応可能です。ごく稀にFlameを使用したグレーディングも。
――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
父が広告業界で働いていたことが影響して、子供の頃から漠然と映像などのメディアを扱う仕事に適正がありそうだと思っていました。高校生の頃に音楽に夢中になり、MVやライブ映像に興味を持ち映像の道に進みました。
――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
現在活きている知識を得たのはデジタルエッグに入ってからです。大手のプロダクションの制作部やディレクターの方とご一緒することで業界の肌感覚を身につけました。専門学校や一社目のポスプロではほとんど何も分かってなかった気がしますが、ノンリニア編集を仕事として志すきっかけになったので大変感謝しています。
――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:さまざまな役割の優秀な方々と一緒に仕事できることです。
撮影現場に行く機会もありますが、それぞれのポジションのプロフェッショナルの働きを見ると刺激になります。
そんなスタッフたちの想いが詰まった素材を仕上げるのは責任も重大ですがとてもやりがいがあります。作品に関わる様々な立場の人の意図を汲み取りつつ、仕上げは自分の手にかかっているというのは怖さもありながら誇らしい仕事だと思っています。
あと新規受注したときの「選んでもらえた!」といううれしさでフリーランスを続けられています。
苦労する点:一人でやっているので受注が重なるとスケジュール調整が難しいときがあります。逆に暇なときはとことん暇になるので売れっ子エディターが羨ましくなります。あとVコン作業の初日はいつも逃げたくなります(笑)。
――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
Apple製品:あるのが当たり前なのでどれかが欠けただけで生活が成り立ちません
Bang & Olufsenのbluetoothスピーカー:仕込み作業中にこれで音楽聴いてます
――制作に使用している撮影機材や編集ソフトは何ですか?
オフライン編集:Adobe Premiere Pro、After Effects
オンライン編集:Autodesk Flame
――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術/縦型動画/SNS
AIは詳しくて当たり前な時代になってるので必死でついていってます。自動マスクや消しものツールなどが進化してかなり楽になりました。 縦型やSNS動画は僕の編集スタイルにマッチするもの(低予算だけど編集でちょっと難しいことしたいなど)が増えそうなので意識してます。
過去の担当作品例:
近年の仕事だと花王・味の素・ソニー損保・カゴメ・ライオン・ファンケルなどです。比較的タレントものが多いです。