朋栄ブース動画

朋栄ブースレポート

朋栄は昨年に引き続き“Continuous Innovation”をメインテーマ、“FOR-A for a 4K Future”をサブテーマに掲げ、4K高速度カメラやHANABIシリーズ4K対応ビデオスイッチャー、4K(QFHD)対応デジタルスーパーキーヤー、4K(QFHD)対応デジタルスーパーキーヤー、8K/4K対応信号発生器など各種4K対応製品を出展した。

昨年参考出品となっていたカメラヘッド分離型の4K高速度カメラFT-ONE-Sは4K解像度で最大360コマ/秒の高速度撮影が可能で、記録はSSDカートリッジFT-ONE2Tに行うようになっている。センサーは4096×2160 DCI規格対応のSuper35mm相当のグローバルシャッター方式のCMOSを採用しており、スポーツなど動きの早い被写体を歪みなく撮影することが可能。カメラヘッドとベースステーションは光ケーブルで接続するようになっており、最大1kmまでの伝送に対応している。分離型とすることで機動性を活かした撮影が可能となるほか防塵、防水機構採用しており中継など過酷な条件での使用に対応するよう設計されている。

またSSDカートリッジに収録したCinema DNGへの変換も可能なFT-ONEのRAWデータをPCへバックアップするためのドッキングステーションFT-1CDSも出展しており、カメラだけでなくFT-ONE周辺の機材も充実してきた。

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4K対応高速度カメラFT-ONE-S。FT-ONEより小型軽量で機動性を活かしたスポーツイベントなどで高速度撮影が可能

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FT-ONE-S用ベースステーション。LAN接続によりリモートコントロールパネルFT-1RCPやリモートコントロールユニットFT-1RU/FT-1RUAと接続し、各種設定などが行えるほか、タッチパネルPCなどで設定を行うことも可能

HANABIシリーズのスイッチャーはすでに定評があるものとなっており、すでに中規模から大規模までラインナップが揃っているが、既存のHDから近い将来に向けた4K放送を見据えた製品が出展されている。今回のNABで初展示となるHANABIシリーズHVS-2000はマルチフォーマット化により4Kライブ制作にも対応したもので、スイッチャーの性能を最大限発揮するためのさまざまなユニークな機能を搭載し、拡張性に優れた4K対応2M/Eビデオスイッチャー。

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HANABIシリーズHVS-2000をHDから4K対応する場合チャンネル数が1/4になってしまうが、オプションを追加することでチャンネル数をHDの時と同じ数を確保することができるようになっており、現行HDから4Kへのスムーズな移行が可能

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HVS-2000にはタッチパネル式のディスプレーが装備されているが外部モニター接続にも対応しており、写真のようなGUIでスイッチャーの設定確認が行えるようになっている

また、3G-SDI入力12系統、出力8系統に対応した4K(QFHD)対応デジタルスーパーキーヤーDSK-400や、ハードウェアコーデックを4台搭載。2チャネルの同時収録(エンコード)を行いながらの同時追いかけ再生(デコード)を実現したクリップサーバーMBP-200SX。および再生時に50%スローまたは通常再生が可能な2倍速カメラの出力信号(3G-SDI 1080/119.88i)に対応したクリップサーバーMBP-200PA-DSなどのファイルベース製品、ベースバンド製品も各種新製品を展示していた。

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朋栄YEMエレテックス製品として8KからHDまでの豊富なテストパターン出力が可能な信号発生器ESG-8000を出展

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LTOによるバックアップシステムLTR-200HS6。Apple Final CutのApple ProResに正式対応したモデル