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RED Digital Cinemaブース動画
話題のレンタル限定シネマカメラ「RANGER」を展示
RED Digital Cinemaは昨年同様、展示会場にブース出展をしていない。コンベンションセンターの一部でデモルームという形でカメラを出展していた。まずはカメラを紹介しよう。
カメラの中でも一番の注目はRANGERだ。RANGERは、レンタルハウス限定で販売中のをモデルで、国内ではなかなか見られないカメラだ。センサーは、MONSTROを使用。REDのDSMC2は、ボディに機能を足していくモジュール式を特徴としているが、RANGERは一体型を採用。
背面の音声モジュールやバッテリーをつけるモジュールが一体型で、それによって軽量化や大型のファンの採用を実現し、とても安定性が保たれているカメラとなっている。
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MONSTROは、発売してからしばらく経っている最上位モデルのカメラだ。8K対応のカメラで、ビスタビジョンサイズのラージサイズセンサーを採用している。1ピクセルあたりのセンサーのセルが大きいために、暗部に強くてノイズ感を抑えた画を撮ることができる。
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GEMINIは最近、日本でも人気がでているカメラだ。ダブルISOというというスタンダードとモーライトモードの2つの感度を特徴としている。ローライトモードを選択すると、かなり高感度のいい、ノイズ感を抑えた画を撮ることができる。
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HELIUMも8Kのカメラだ。しかし、MONSTROと違ってセンサーサイズはおよそスーパー35サイズとなっている。非被写界深度がMONSTROに比べて深くなるので、国内ではブロードキャストの8K撮影に使われることが多い。
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NVIDIAのGPUアクセラレーションで8Kのリアルタイム再生を実現
REDCINE-Xも、今年のNABで初お披露目として展示されていた。これまで国内で8K対応のMONSTROやHELIUMのカメラはあるが、それをどのように処理をするのかハードルが高いという問題があった。そこで今回、NVIDIAのグラフィックボードを使用したGPUアクセラレーションのデモを展示していた。
従来のRED ROCKET-Xを使用していた場合は、画面右下のRED ROCKETのアイコンが光るようになっていた。新しくその隣に「GPU」というボタンが加わり、クリックするとGPUで処理で動作するようになる。ブースでは、GPUで処理を使って8Kフルフレームの24コマをリアルタイム再生を行っていた。
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隣にあるラップトップ型のPCのデモも注目であった。外付けGPUとNVIDIAのモバイル用のボードを使ってGPU処理を実現し、リアルタイム再生を実現していた。これまでの8K制作は敷居が高くてなかなか手の届くものではなかった。しかし、GPU処理の実現により8K制作も不可能なものではなくなってきていると言えそうだ。
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