株式会社アイ・オー・データ機器は、2025年9月18日・19日の2日間、富山県民会館で開催された「北陸放送機器展2025」に出展した。ブースでは、10月中旬に出荷を予定しているThunderbolt 5対応の超高速ポータブルSSD「SSPU-TFCシリーズ」が、来場者の大きな注目を集めていた。

本製品は、最大で読み出し6000MB/s、書き込み5000MB/sという驚異的な転送速度を実現する。理論値80Gbpsを誇るThunderbolt 5規格の認証を取得しており、厳しい試験をクリアした信頼性の高い製品である。容量は2TB(税込83,380円)、4TB(税込122,760円)、8TB(税込245,740円)がラインナップされる。

筐体は放熱性の高いアルミボディで、内部には温度検知ファンを搭載。ケーブルは本体と一体型となっており、ケーブルを含めてThunderbolt 5の認証を取得しているため、最高のパフォーマンスを安定して引き出すことができる。

下位規格との互換性も確保されており、最新のThunderbolt 5に加え、Thunderbolt 4およびUSB4にも対応。幅広いPC環境で利用が可能であり、将来を見据えて長く使いたいと考えるクリエイターにとって、最適な選択肢となるだろう。

ブースではもう一つの注目製品として、スマートフォンやPCに直接接続して使用できる超小型SSD「SSPJ-UTCシリーズ」も展示されていた。PCやスマートフォンに挿したまま持ち運べるほどの驚異的なサイズで、USB 5Gbps(USB 3.2 Gen1)に対応する。

本製品は、PCやスマートフォンのケースに干渉しにくいよう、コネクタ部分の設計にこだわっているのが特徴だ。iPhoneやAndroidスマートフォンに直接接続し、外部ストレージとして手軽に利用できる。容量は250GB(税込7,700円)と512GB(税込13,200円)がラインナップされており、今後さらに大容量モデルが追加される可能性もあるという。

アイ・オー・データ機器は、こうした最先端のストレージソリューションを通じて、プロの映像制作者から個人クリエイターまで、幅広いユーザーの快適なデータ管理と効率的なワークフローを強力にサポートしている。