Inter BEE 2025の平和精機工業(Libec)ブース(ホール4/No.4309)において、新製品となる「TK-210C」が展示されている。通称「タンキャク」と呼ばれる本製品はベビー三脚のカテゴリーに属するモデルだが、プロフェッショナルの現場での運用を想定した設計がなされており、重量のある撮影機材にも対応できるよう耐荷重は40kgに設定されている。

素材にはカーボンを採用することで堅牢性と軽量化を両立させており、本体重量は2.7kgに抑えられている。ヘッド取り付け部には100mmボールを採用しているが、標準で75mmの変換アダプターが付属しているため、100mm径だけでなく75mm径のヘッドも装着可能である。

高さに関しては3段脚の構造を活かし、最も低くした状態で21cm、高くした状態で70cmという可動域を実現している。極めて低いローアングルから70cmの高さまでを本製品一つで網羅できるため、現場での機材運用において高い利便性を提供するアイテムとなっている。