ティアック(TASCAM)のブースでは、新製品のフィールドレコーダー「FR-AV4」が紹介されている。
本機は、最大4チャンネル+2ミックスの収録が可能で、32bitフロート録音にも対応する。小型軽量かつ堅牢なボディという基本的なポイントを押さえつつ、最大の特徴として「HDMI入出力端子」を搭載している点がユニークだ。
HDMI経由でカメラと直接接続することで、タイムコード信号に加え、クロック信号も受信できるため、極めて高精度な同期が可能となる。カメラ側のRECスタート/ストップに連動した自動録音にも対応する。
さらにHDMI出力端子を備えており、外部モニターレコーダーなどへの接続を想定している。8Kまでの映像信号をパススルーしつつ、音声信号のみをFR-AV4で収録した高品質な音声に差し替えて出力することが可能だ。HDMI音声出力は最大8チャンネルまで対応し、本機で収録した音声やカメラからの音声を自由に割り当てて、映像と音声が統合された状態で外部レコーダーに記録できる。
作業効率化の観点から、タイムコードジェネレーターも内蔵。IN/OUT端子を備え、マスター機としてもスレーブ機としても運用可能だ。
電源は単3電池4本で駆動し、交換が容易なバッテリーパック方式を採用。可搬性に優れ、ストラップで首から下げての運用も容易だ。操作面ではカラータッチディスプレイを搭載し、マニュアルなしでも直感的に使えるシンプルなUIを実現している。
別売のBluetoothドングルを装着することで、ワイヤレス機能も拡張される。ATOMOS UltraSync Blueなどとのタイムコード同期、専用アプリ(iOS/Android/iPadOS)によるリモートコントロール、さらにはBluetoothイヤホンを用いたワイヤレスモニタリングも可能となる。
担当者は「従来のフィールドレコーダーの機能に加え、HDMI連携やワイヤレス機能などを充実させたおすすめの一台」と、その多機能ぶりをアピールしていた。
