Saramonicのブースでは、2つの新製品が注目を集めていた。
業界最小クラスのワイヤレスマイク「Saramonic Air」
まず紹介されたのは、2.4GHz帯を使用する最新ワイヤレスマイクシステム「Saramonic Air」だ。送信機2台と受信機1台の構成で、受信機にはUSB-CおよびLightningドングルが同梱されるほか、ソニー製カメラ向けのアダプターも用意されている。
最大の特徴はそのサイズだ。ラベリアマイク入力を備えたワイヤレスマイクとしては、現時点で業界最小クラスを実現しているという。「クリエイターが求める小型化のニーズに応える重要な機能」として開発された独自の設計だ。
付属のラベリアマイクは大型カプセルを採用し、声だけでなく音楽や環境音なども高品質に収音可能。また、ポケットサイズの充電ケースには、ファータイプのウィンドスクリーンや各種アダプター、ケーブル類も収納できるオールインワン仕様となっている。
堅牢なワイヤレスインカム「WiTalk9」
続いて紹介されたのが、ワイヤレスインターカムシステム「WiTalk9」だ。ハブやケーブルが不要で、マスター機を中心に半径約500mの通信範囲を持つ。
独自アルゴリズムによる強力なノイズキャンセリング機能を搭載しており、騒音の多いイベント会場や撮影現場でもクリアな会話が可能だ。操作も直感的で、マイクブームを跳ね上げるだけでミュートにできる。
さらに、屋外での使用を想定した耐候性も備えているのが大きなポイントだ。雨天や厳しい天候条件下でも安心して運用できる設計となっている。
