Aputure_STORM700x_thumbTe2l4B1v

Aputureブースでは、発売されたばかりの新製品「STORM 700x」が紹介されている。

同製品は、既存の「STORM 400x」と「1200x」の中間に位置するモデルだ。4年前に発売された「LS 600x Pro」の実質的な後継機にあたり、ほぼすべての機能がアップグレードしている。

最大の特徴は、新たに採用された「BLAIRエンジン」だ。これはBlue、Lime、Amber、Indigo、Redの5色のLED素子を組み合わせて白色光を生成する技術で、バイカラーだった前モデルから進化し、ほぼフルカラーを可能にした。グリーン・マゼンタの調整も100段階で行え、太陽光のスペクトルを極めて高い精度で再現可能となった。

ハードウェア面では、防滴性能が向上したほか、筐体とバラストの軽量化も実現。また、ボーエンズマウントには新たにロックマウントが追加され、アクセサリー装着時のガタつきが解消された。

機能面で大幅な向上を果たしながら、価格は前モデルよりも抑えられた約26万円台での発売となった。担当者は「為替の影響などもあるため、検討中の方は早めの購入をおすすめしたい」と話していた。