![](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2024/02/240126_TOKYOMetaverseReport_-1141945.jpg)
ケンコープロフェショナルイメージングのブースで、カメラらしいカメラを見つけた。ARCA-SWISSの中判ビューカメラ「F-Metric 6×9」の展示だ。決して新製品ではないが、今一度紹介しよう。
F-Metric 6×9はその名の通り、69ベースのカメラだ。スクリーンには67のトリミング枠も描かれている。
![](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2024/02/240126_TOKYOMetaverseReport_-1141913.jpg)
基本的にはロールフィールフォルダーをつけて撮影するが、最近はPhase Oneやハッセルブラッドのデジタルカメラバックを使った撮影にも対応可能。または、富士フイルムGFXなどのミラーレスカメラと組み合わせた使い方も多くなっているという。
![](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2024/02/240126_TOKYOMetaverseReport_-1141917-1.jpg)
ビューカメラの特徴はアオリだ。絞りではない、アオリによる綺麗なピント合わせが可能で、物撮りなどに最適としている。
![](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2024/02/240126_TOKYOMetaverseReport_-1141923.jpg)
レンズボードはアルカスイスの110mm規格。RodenstockのGeronarを搭載したものが展示されていた。キヤノンやニコンのティルト・シフトと異なり、いろいろな焦点距離のレンズを含めてアオリができるのは魅力だ。
![](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2024/02/240126_TOKYOMetaverseReport_-1141940.jpg)
35mmを使っているがやっぱりビューカメラで撮りたい、今でも仕事には欠かせないという人が多いはずだ。取り扱い店は減ってきているが、引き続き販売の継続を願うばかりだ。