プロ機材ドットコムは、PRONEWS STATIONブース(ブースNo.3410)内に出展。APAROブランドの各種照明を展示中だ。その中でもフルカラーエアーチューブライトの試作機が注目を浴びていた。
PRONEWSでは、北陸放送機器展プロ機材ドットコムのブースレポートでフルカラーエアーチューブライト「HT-12C」を紹介した。ここで紹介する試作機はHT-12Cの後継モデルで、サイズは大きく、消費電力は12Wから20Wに強化している。
新モデルで変わった点は、空気入れの標準装備だ。これまでのモデルは手動の空気入れを使ったりして撮影現場で膨らませる必要があった。新モデルは空気入れの標準装備で、セッティングが楽になっている。
試作機の特徴は3つだ。1つは,本体には操作パネルを搭載し、フルカラーのコントロールが可能。カラフルな色に設定して演出に使用可能。
もう1つは折りたたんだ際の大きさだ。にコンパクトにまとめられるので、複数台持ち歩くことが可能。
最後の1つは、光の柔らかさだ。シート状のLEDライトやLEDシートとディフューザーの間に幅がないLEDライトは光が硬い傾向がある。試作機の発光は、発光面のLEDのチップに対して空気入れて膨らませている分、しっかりとディフューズされてふわっと広がる拡散光の実現が可能だ。