ディレクター：深田聖介 東北新社

――現在メインとなる業種を教えてください
毎日放送の「情熱大陸」という番組でディレクターをしています。

――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
学生時代から映像業界に興味があり、映画の現場などでバイトをしていました。ただ映画の現場があまりにもハードだったので、就職ではもう少し気楽にクリエイターっぽい雰囲気を出したいという思いから、ドキュメンタリー専門の制作会社に就職しました。入ってみたらドキュメンタリーもハードだったのですが、今にして思えば自分にはこちらの方が合っていたのだと思います。

――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか？
カメラや編集など、全て入社してから学びました。学生時代はカメラはもちろん、まともにパソコンを触ったこともなかったです。

――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力：この仕事をしていなければ決して訪れることがないような場所に行けたり、出会えなかった人に出会えることだと思います。また、"面白いモノを作りたい"という志を持った同僚と日々仕事ができることも、幸せなことだと思っています。

苦労する点：暦通りに休めないことくらいでしょうか。もしかしたら他にもたくさんあるのかもしれませんが、あまり苦労を感じたことはありません。

――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
今ではドキュメンタリーでも一眼系のカメラを使用することが多くなっていますが、自分でカメラを回す際にはソニー「HXR-NX5R」を使うようにしています。ボケ感や映像美などは一眼系のカメラに及びませんが、操作性が良いので、瞬間を切り取るドキュメンタリーにおいてはこちらの方が良いのではないかと思い、重宝しています。

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