![ディレクター(監督)/企画/プランナー/アニメーター/シネマトグラファー:喬 宣 二番工房/OND° [映像人ファイル2025]](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2025/04/eizohumanfiles2025_tohoku_shinsha_TFCgroup_takai.jpg)
喬宣:ディレクター
二番工房/OND°
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒
2008年二番工房入社
中島信也に師事後、2012年ディレクターデビュー
その後東北新社のOND°に所属
――現在メインとなる業種を教えてください
TVCM、 Web CM。
――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
小学生時代から、とにかくテレビと映画が大好きでした。「金曜ロードショー」、「日曜洋画劇場」、「志村けんのだいじょうぶだぁ」は毎週欠かさず、全てダビングしていました。
そのダビングの中にその時代のCMもわざと残していました。それを見直したときにCMの魅力にも気づいたかもしれません。もちろんその中に中島信也師匠の「hangry?」も(笑)。
――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
映画だと思います。いっぱい見れば、間の感覚とレンズ感覚は勉強しなくとも自然についてくるものだと思います。
――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:自分は飽き性で毎日同じ事ををしたくありません。そんな自分にドンピシャな仕事かなと思います。
それと絵を描くことやプラモを作ることが好きで、コツコツ時間をかけて最後にドバッと満足感と達成感が得られるのが好きです。CMを作る仕事にも共通したものがあると思います。
苦労する点:打席に立ち続けることかなと思います。ヒットを打つのはもっと大変。
――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
鉛筆とノートです。7〜8年はiPadでコンテ書いてきましたが、ここ一年紙と鉛筆に戻りました。アナログはやっぱりいいです。筆が止まりません。あと目にもいい(笑)。
――制作に使用している撮影機材や編集ソフトは何ですか?
自分でRED DSMC2を所有しています。主に家族を撮影していますが、仕事で自分がカメラを担当する際にもよく使用しています。
大学時代からカメラが大好きでした。卒業制作では135カメラのスクリーン(ファインダーの中にある像を投影する曇りガラス)に投影された逆さまの映像をハンディカムに取り込めるように改造。それで親父を撮影して作品を作っていました。
なので最近流行っているフルサイズセンサーのシネマカメラを、私は2007年から使っていました(笑)。
――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術/VR/AR、4K/8K/16Kなどの高解像度コンテンツ
マトリックス(映画)が実現できそうだから
過去の担当作品例:
- TVCM「ラウンドワンシリーズ」2012~2025
- TVCM「ハイアールジャパン」
- TVCM「進研ゼミ」
- Web CM「NURO光」
- TVCM「OPPO(オッポ)」
など。




