![プロデューサー:山中 綾乃 株式会社TYO / MONSTER [映像人ファイル2025]](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2025/04/eizohumanfiles2025_TYO_photo_yamanaka.jpg)
山中綾乃:プロデューサー
株式会社TYO/MONSTER
2015年同志社女子大学情報メディア卒業後、TYOに入社。
プロダクションマネージャーを経て、2024年にプロデューサーデビュー。
――現在メインとなる業種を教えてください
CM・Webがメインで、音楽PVも時々やらせてもらってます。
――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
見た人がワクワクするような映像を自分も作ってみたいと思い、映像業界を目指しました。
高校生の時にとあるアイドルのライブDVDを見た時、ライブ演出と映像がとても凝っていて、それが面白くて、映像を楽しむことを意識するきっかけになったと思います。
大学の進路を考えるときメディアや映像系の学部を探し、大学でさらに映像への学び・興味が深まり、MVが好きでTVで音楽チャンネルを見てたりしていたので、自然と映像業界を目指すようになりました。
――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
大学の授業が主です。
デザインや放送論などメディアを幅広く学ぶ学科だったのですが、映像の授業を優先してとって、ドキュメンタリーやMV等をいろいろと作りながら学んでいきました。
3年生になってからは映像・アート系のゼミに入って、ゼミのチームで映像を作って、公募展に応募したりしました。
――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:とにかくいろんなプロフェッショナルに出会えます。
シズル撮影に特化した技術の方等、仕事を始めてから知る職種の方が多くいます。
映像1本を作るのに企画から納品まで本当に沢山の人たちが関わっていて、映像毎に仕事をご一緒する人が変わるので、毎回新鮮な気持ちです。
苦労する点:“すごく朝が早かったり、夜遅くまで撮影が続いたりと時間が不規則なところです。
入社したての頃は撮影で現場が続くこともあり、毎日ついていくのに必死でした。
経験を重ねると慣れてきますし、今は現場の手伝いにでることも減りましたが、どんどんと体力がなくなっている実感があります…
――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
iPhoneです。メールの添付資料が手元でも見られたり、写真を撮ってすぐ共有できたりと、いまでこそ当たり前ですが、やっぱり便利です。
――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術/イマーシブコンテンツ/VR/AR
先日映画館でVRコンサートを体験しまして、正直そこまで期待値は高くなかったですが、めっちゃ面白かったです。映像の綺麗さ、CGだからこそできるシーン作り、ライブ公演とはまた違う楽しさがありました。コンテンツとして売り出されるだけある。
そして、やはりAI。実制作では使用したことはまだありませんが、コンテ絵をAIを使ってビデオコンテに起こした際、一枚絵が動きだしてびっくり。

