エディター(編集、カラリスト、コンポジター)/テクニカルディレクター/テクニカルプロデューサー:大田 徹也 デジタルエッグ [映像人ファイル2025]

大田徹也:カラリスト
デジタルエッグ

京都造形大学(現 京都芸術大学)卒業。1997年オンラインエディターとして、デジタルエッグに入社。2011年ペンを捨てカラリストに転向。

――現在メインとなる業種を教えてください
CM、MV

――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
学生時代はポスプロも正しく理解していなかったのですが、会社説明で見たメイキング映像に感銘を受けて映像業界を目指しました。

――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
会社に入社後に基礎から全て先輩方に教わりました。
カラリストに転向する際は海外のハンドブックを読み漁りました。

――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:制作していく中で、カメラマンや監督など様々な観点からの考えを形にしていく楽しさがあります。
また出来上がった映像が人の感情を動かし、様々な反応が得られるのも非常に面白いです。

苦労する点:今日の最適解が明日も通じると限らないほどに技術や機材が変わり続けるので、常に流行には敏感でいなければならない点です。

――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください

  • DaVinci Resolve Advanced Panel(業務)
  • DaVinci Resolve Mini Panel(プライベート)

グレーディングの直感的かつ繊細な調整には、トラックボールでのコントールが必須だと常々感じます。
専用のパネルを使うことでUIへの視線移動も少なくなるので、モニターだけを見据えて作業に集中できます。

――制作に使用している撮影機材や編集ソフトは何ですか?
DaVinci Resolve

――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術
現時点でもAI技術の進化によりマスク作業等で時短の恩恵を受けていますが、今後も進化し続ける有能なアシスタントとして注目しています。
気を抜くとメイン作業も奪われかねない勢いがありますが。

過去の担当作品例:

  • キヤノン / BEAT of the MOMENTS(2024)
  • MOFA / Local to Global:A new journey to discover Japan(2023)
  • Yakult /Yakult1000 村上宗隆(2023)/ 秋元 康(2022)
  • スカパー / 堺議員シリーズ(2018〜2021)