![企画サポート/制作:三河綾子 株式会社TYO / PRO2 プロダクションサポートセンター [映像人ファイル2025]](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2025/04/eizohumanfiles2025_TYO_photo_mikawa.jpg)
三河綾子:企画サポート/制作(PM)
株式会社TYO/PRO2 プロダクションサポートセンター
2006年金沢美術工芸大学を卒業、同年株式会社Camp KAZにアルバイトで入社。
2017年より株式会社TYO/プロダクションサポートセンターに勤務。
――現在メインとなる業種を教えてください
CMの企画サポート専業PM。
――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
サッポロ黒ラベル「Love Beer?」シリーズを見て、短い時間の中でこんなにエンタメできるんだと感動し、CM業界を目指しました。大勢で会話してる中、ポンと気の利いたセリフを言って一気に注目を集めるみたいな存在に憧れがあったのかもしれません。
――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
実地で、先輩の社員さんに教わりながら。大学在学時にはどういうポジションの人が集まって映像ができるのかがあやふやでしたが、いろんな現場に携わることで少しずつ学んでいった形です。いま思えばちゃんと調べておけばよかったです。
――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:映像業界というよりCM業界に関してですが、最新の世事・企業の意向・創造性などがないまぜになって15〜30秒の中にキレイに収める、というのが面白さだと思っており、それの一端を担えるのは幸甚です。
苦労する点:時間が不規則なこと。かつてのCM業界と比べてかなりマシになった方だと思いますが、それでもまだ改善の余地があると思います。また、多様な知識とスキルを求められることも苦労する点ではないでしょうか。
――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
SkullcandyのCrusher360というBluetoothヘッドホン。ウーファー振動付きです。出社する時の音楽再生も仕事の電話をする時もこれです。Premiere proで編集する際もPCに繋げて使用しています。これを書いている今も使っています。
――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術/縦型動画/広告におけるダイバーシティ表現
- AI技術:実際業務上かなり助かっている部分もあるので、違憲じゃない範囲でどんどん発展していって貰いたいです。一億総プロンプトアーティスト化。
- 縦型動画:人間の視野に合わせた横長動画に対し、スマホに合わせた縦型動画では受ける情報量がどう異なるのか、興味があります。
- 広告におけるダイバーシティ表現:トランプ大統領令により企業のスタンスに変化があるのか、カンヌライオンズが楽しみです。意識の変革の多い大変面白い時代だと思います。

