プロデューサー/制作:竹村翔 株式会社電通クリエイティブピクチャーズ [映像人ファイル2025]

竹村翔:PM(制作)
株式会社電通クリエイティブピクチャーズ

2018年 ピクト(現 電通クリエイティブピクチャーズ)に入社

――現在メインとなる業種を教えてください
チーフPMとしてCM・Web映像を中心に制作進行を担当。

――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
幼い頃から、将来自分が携わったものが「人の活力」になる仕事がしたいと思っていて、学生時代は芸能事務所に所属し、CMや時代劇に出演したり、少しだけアイドルの活動もしていました。
いろんな現場を経験し、表に出るのではなく、裏方として映像制作に携わりたいと思うようになり、大学卒業後、現在の会社に就職しました。

――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
特に、学生時代に映像の勉強をしていたわけではないので、日々関わる先輩や上司、スタッフなど、相手の立場で考えた時に、安心感や刺激を受けた方々の行動を真似し、自分なりのスタイルに変えていきました。

――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:映像を作る上で、様々な職種の「その道のプロ」と出会えて、自分もプロフェッショナルな仕事をしてると日々感じれること。

苦労する点:全ての案件が予算・スケジュールが潤沢なわけではないため、限られた条件の中で、どこに比重を置くことでクオリティが担保できるか、時間と予算のバランスを考えることがこの仕事の魅力でもあり苦労する点です。

――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
モニター:基本的には、細かいニュアンスを伝える上でも対面での作業が好きなのですが、リモートでの作業も多いため、2面で作業し、情報の共有や整理をするためモニターは自分の中で必須アイテムです。

――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
タクシー広告
あの距離感で視線を独占できるメディアは、他にあまりないと思っています。仕事の移動時間中なら見る側も「仕事モード」の脳の状態で見ることが多いはずなので、自分自身もタクシー移動中はどんな広告が流れるか、いつも気にして見ています。