![エディター(編集、カラリスト、コンポジター)/テクニカルディレクター/テクニカルプロデューサー:君塚 紀貴 オムニバス・ジャパン [映像人ファイル2025]](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2025/04/eizohumanfiles2025_tohoku_shinsha_TFCgroup_kimizuka.jpg)
君塚紀貴:エディター
オムニバス・ジャパン
1991年生まれ。3年制の映像専門学校を卒業後にオムニバス・ジャパンへ入社。
――現在メインとなる業種を教えてください
CM。
――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
2005年「ペン回し」の魅力に取り憑かれまして。ネット上で全国のペンスピナーとコラボレーションビデオを作成する中で、映像編集の楽しさを覚えたのがきっかけです。
「FLASH黄金時代」が終焉を迎える頃、出たばかりのYouTubeに広告なんてありませんでした。PCにかじりつく中で影響を受けたモノは多く、独特な感性がつくられた上流だと思います。そこでAfter EffectsやFinal Cut Proを知り、映像専門学校に入学。
専門学生1年目にInter BEE 2010を見学。Autodeskのフィニッシングツール「Smoke For Mac」に衝撃を受け、同じくAutodesk「Flame」を扱うオンラインエディターに辿り着きました。
影響受けたモノ…マツダ「Zoom-Zoom」/VAIO PCG-X505/JapEn 1st/cranky BMS/日常(あらゐけいいち)。
――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
映像の専門学校で仲間と必死に映像をつくっていました。卒業後オムニバス・ジャパンに入社し、先輩方から学ばせていただきました。セミナーなどに参加し、そこから情報を得ることも好きです。
――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:様々な人の「拘り」が垣間見れ、面白さを感じます。拘りの違いや組み合わせによって世界線は無数にあり、仕上がる作品の最終結果は異なります。自身が加わることでどう変化するのか。生まれてから世界の何を見て、どう処理してきたのかが試されて、それぞれの生き様は作品に少なからず影響します。いろいろな人の拘りが持ち寄られて素敵な作品が仕上がると幸せです。まぁ、そう上手くはいかない場合もあるとは思います(笑)。
何か素敵だなと感じたり、心動かされたりするモノゴトの背景には、必ず誰かの頑張りや大切にしている拘りがあるのです。
苦労する点:オンラインエディターは生活リズムが不規則になりがちかなと。食事や運動のルーティンを保つのは難しいです。
――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
数年前からNotionというクラウド型の万能アプリにハマっています。自分好みのデータベースが作れて、タグ管理できる点が素晴らしいです。
――制作に使用している撮影機材や編集ソフトは何ですか?
Autodesk Flame
――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術
やはりAIによって、時間と労力が割かれる作業が軽減されることですね。よりクリエイティブな部分に時間を使えたら良いです。
過去の担当作品例:
- 富士フイルム|「お正月を写そう♪2024 チェキ・お正月も対局」篇
- ソフトバンク|「ペイトク白戸家に」篇/「SPYのボスの正体は佐久間宣行」篇/「神ジューデン登場」篇/「神ジューデンVS亀ジューデン」篇
- ソニー|LinkBuds S × NiziU「夢中になりたい瞬間は、いつくるかわからない。」/LinkBuds S × SixTONES「もうハズさない。」
- キリンビバレッジ|生茶「出会い」篇/「感動」篇/生茶 免疫ケア「免疫ケアのお茶」篇
- サムシング|FORSPOKEN Web CM PC ver./PS5 ver.
- サントリー|BOSS CAFFEINE「起きてる?会議」篇/「起きてる?授業」篇/「起きてる?時報」篇/「起きてる?地球」篇
- TBS|日曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」予告CM
- 日清食品|チキンラーメン チキラーホッパー篇/カップヌードル ねぎ塩「サイバーでパンクなねぎ塩」篇
- ブックオフコーポレーション|ブックオフウルトラセール「ふらっと行くなら」篇
- 松屋フーズ|みんなの!マツベンサンバ篇/待たない!マツベンサンバ篇/おトクだね!マツベンポイント篇
- 大塚製薬|「ボディメンテ「秋冬の体調管理といえば」/「B240といえば」/「植物由来といえば」/「飲みやすさといえば」/「好調をつかむといえば」篇
- 映画「来る」 2018年
最新の担当作品情報はこちらからご覧ください。

