![照明:松山 嘉人 株式会社電通クリエイティブピクチャーズ [映像人ファイル2025]](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2025/03/eizohumanfiles2025_DENTSU_matsuyama.jpg)
松山嘉人:照明
株式会社電通クリエイティブピクチャーズ
1978年 京都で生まれる
2002年 東京工芸大学卒業後、株式会社ピクト(現電通クリエイティブピクチャーズ)照明部に入社
2011年 照明技師デビュー
――現在メインとなる業種を教えてください
CM、Webがメインです。オファーがあれば映画、ドラマ、MV等何でもやっています!
――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
僕が子供の頃はとてもテレビが強い時代で、すごく華やかな世界に映っていました。そこに漠然と携わってみたい気持ちをもっていて、大学も映像を学べるところを選択しました。
なかなか映像業界での就職が決まらず、いろいろフラフラしてる時に教授から照明をすすめられて全く知識もないまま入社。そこから気がつけば20数年続けているかんじです。
――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
助手としての技術は、先輩やフリーの助手方達から激しめのご指導のもとなかば強引に身につけることができました。技師としての知識は、その時付いていた照明技師のもとで学びました。最近はあまりなくなってしまいましたが、完全な師匠と弟子みたいな関係でした。
――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:やはり、クリエイティブな世界は常にアップグレードしていかないとすぐにおいていかれてしまう。照明は正解もゴールもないと常に感じているので、飽くことなく探究し続けられるところに面白さを感じています。あと、いろいろな部署と協力し合って1つのモノを作り上げる作業は単純に楽しいと思います。
苦労する点:「予算とクオリティ」「時間とクオリティ」「理想と現実」
毎回この葛藤のなか、一番いい所を選択しつづけるところ
――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
小さいライト(最近だと小型のLEDライト)。最後の味付けをする時、もう1クセ付けたい時に便利なので。
――制作に使用している撮影機材や編集ソフトは何ですか?
Aputure、ARRI、dedolight。
――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
インカメラVFX/バーチャルプロダクション/縦型動画
最近、徐々に増えてきている気がしていますが、まだまだ手法が確立していないように感じるのでこちらもアップグレードしていかないといけないと感じています。

