![カメラマン/シネマトグラファー:山田晃稔 東北新社/OND° [映像人ファイル2025]](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2025/04/eizohumanfiles2025_tohoku_shinsha_TFCgroup_yamada.jpg)
山田晃稔:カメラマン
東北新社/OND°
1982年 福岡県出身
2005年 日本映画学校卒業、東北新社入社
2012年 十文字美信氏に師事
2017年 カメラマンデビュー
――現在メインとなる業種を教えてください
CMやWeb CMの撮影をメインに、最近では「世にも奇妙な物語」の撮影など、ドラマの撮影でも声をかけていただいています。
――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
映画を作りたくて日本映画学校に入学しました。
その際、教えていただいた上田正治カメラマンの影響で撮影に興味を持ち、今日にいたります。
――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
東北新社に入社したことで、カメラマンとしてのスタンスは町田博カメラマン、合成の技術に関しては秋田浩司カメラマンの現場で学んだように思います。
特に合成の技術は、バーチャルプロダクションの撮影で活きていると思います。
――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:撮影は毎回シチュエーションが違うので、その時々でどうやったら最大のパフォーマンスが出せるのかを考えながら取り組める仕事だと思っています。
毎回がチャレンジでやりがいを感じます。ただ、疲れます。
苦労する点:手持ち撮影をし過ぎて肩の腱板が断裂してしまい、今は治りましたがリハビリに1年くらいかかってしまいました。
――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
自作のグレーボールです。合成やバーチャルプロダクションでキーライトの位置を確認するのに便利です。
――制作に使用している撮影機材や編集ソフトは何ですか?
カメラはREDが多いですが、用途に応じてどのメーカーも使います。
いまだにBlackmagic Designのスーパー35センサーのPocket Cinema Camera 6Kとかも使いますし、編集というよりカラコレではDaVinci Resolveを使っています。
――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術/インカメラVFX/バーチャルプロダクション/縦型動画
AIは知っておいた方がいい技術だと思っています。
インカメラVFX/バーチャルプロダクションと縦型動画は、撮影する機会があるため。
過去の担当作品例:
- アレジオン「わたしオン、春の女子旅」篇2025
- 雪印メグミルク 乳酸菌ヘルベ
- AISIN「カフェでサプライズ」編
- 富士山の銘水 エブリィフレシャス・トール
- Vocument #1「今、映画監督オダギリジョーが立つ場所。」

