CP+2024開催直前、注目ブースまるわかり特集 カメラメーカー編Vol.01[CP+2024]メイン写真

いよいよ3週間後に迫ったCP+2024の開幕。横浜で開催されるCP+2024は、最新のカメラ、レンズを見て試せる一年で最も重要なイベントの1つだ。今年は昨年出展を見送った海外メーカーが多数出展し、出展社数は2023年度の約2倍に増えている。そんな多数の出展社の中でも注目したいのが、主要なメーカーが展示する新製品の数々。ここではそんな各メーカーの気になる「新製品の展示」または「展示の予想」「編集部イチオシ」のブースを紹介する。

■ソニー/ソニーマーケティング ブース番号:01

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BMXやブレイキン、フェンシングなどの動きの速い被写体を「α9 III」や「FE 300mm F2.8 GM OSS」で撮影できる体験コーナーや、VLOGCAMなどを使って"映える"写真・動画が撮れる旅をテーマにしたコーナーも用意。また、直接フォトグラファー・映像クリエイターからカメラの使いこなしや撮影方法について学べるワークショップや、蜷川実花氏、中井精也氏、嶋田忠氏、LiSA氏など各分野で活躍している写真家、映画監督、アーティストによるスペシャルセミナーも実施。

■主な出展製品

  • α9 III
  • FE 300mm F2.8 GM OSS
  • α7C II
  • Cinema Line FX3
  • VLOGCAM ZV-1 II

■キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン ブース番号:04

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「EOS Rシステム」を中心とした幅広い製品のタッチ&トライを実施するほか、VRやMRを活用したXR映像ソリューションを紹介。また、写真家・映像クリエイターによるプレゼンテーションステージに加え、EOS学園講師のアドバイスを受けながら撮影体験ができるコーナーなど、初心者からプロ・ハイアマチュアまで楽しめるブースを展開する。なお、プレゼンテーションステージのコンテンツは、オンラインでのライブ配信も実施する。

ブース内には、映像制作者向けの情報を発信する公式インスタグラムCanon Creator Societyが企画するビデオクリエイターズラウンジを設置。クリエイターのための機材展示と交流の場としている。

■主な出展製品

  • EOS C70
  • EOS R5 C
  • EOS R6 Mark II
  • EOS R8
  • EOS R7

■ニコン/ニコンイメージングジャパン/ニコンビジョン ブース番号:02

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「Z 8」、「Z f」、「NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena」、超望遠レンズなど、製品ごとに魅力を体感できる最適な被写体で撮影体験が可能なコーナーを用意。また、「NIKKOR レンズ」の歴史展示、様々なジャンルで活躍する人気フォトグラファー・映像クリエイターのステージ、ステージ出演者が撮影した映像、写真作品が視聴できる高精細大型LED映像装置や、ギャラリー展示など、描写性能をもつ「Z マウントシステム」が表現する写真・映像の世界も楽しめる。

■主な出展製品

  • Z 8
  • Z f
  • Z 9
  • NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
  • NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S

■富士フイルム ブース番号:03

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富士フイルムブースでは、X/GFXシリーズのデジタルカメラ、INSTAX"チェキ"、写真プリント関連製品・サービスを紹介する。動画コーナーでは初、中級者から本格的な映像制作を行う方まで、充実のラインアップを提案。ステージでは、各分野の第一線で活躍するプロフェッショナルのトークショーを開催する。

昨年も好評だった「レンタルサービス」や、「クイックメンテナンスサービス」も実施する。
※事前予約制/詳細は同社特設サイトへ

■主な出展製品

  • Xシリーズ
  • GFXシリーズ
  • チェキ
  • プロラボサービス

■LUMIX(パナソニック) ブース番号:85

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LUMIXブースでは、タッチ&トライ、セミナーステージ、ワークショップ、ギャラリーを予定している。タッチ&トライは2種類。1つはハンズオンカウンター(事前予約不要)で、机上に設置したカメラやレンズをじっくり体感が可能で、加えて、目の前に設置されているモデル撮影を通して、実際の描写も試せる(自身のSDカード持参で、撮影データの持ち帰りが可能)。

もう1つはフォトウォーク(事前予約可。先着で当日参加枠あり)で、会場外でのロケーションを活かした撮影体験が可能。モデル撮影体験や、引率する気鋭のフォトグラファーからアドバイスを受けることもできる。

2月21日に「前夜祭」インスタライブ配信を行う。CP+2024の開幕前夜に、完成直後のパシフィコ横浜会場のLUMIXブースから、LUMIXブースの見どころを紹介。LUMIXブースで体感できるタッチ&トライや展示、全4日間のセミナーの見どころなどをライブ配信にていち早く紹介する。

配信コンテンツは、2月21日(水)17:30~18:00、LUMIX公式インスタグラムアカウントよりライブ配信を予定している。

■OMデジタルソリューションズ ブース番号:82

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会場イベントでは、1月30日に発表した「OM SYSTEM OM-1 Mark II」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」レンズに加え、OM SYSTEMの最新ミラーレス一眼カメラやレンズを実際に手に取って体感することができる。またOM SYSTEMブースでは5年ぶりにリアルステージが復活。OM SYSTEMを使う人気写真家のトークショーを多数開催する。

オンラインイベントでは、CP+2024 OM SYSTEMステージ(パシフィコ横浜)の模様をYouTubeLive配信するのに加え、CP+2024に合わせ新たに収録したオンライン動画コンテンツをYouTube「OMSystem JP」チャンネルよりライブ配信予定。

照明編

■VANLINKS(NANLITE/BENRO) ブース番号:50

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NANLITEからはPRONEWS AWARD 2023にて金賞に選ばれた新製品の500Wスタジオライト「FC-500B」「FC-300B」やロケ撮影や天井吊り撮影に適した薄型パネルライト「PavoSlim」シリーズを展示。他にもクリエイターに人気のPavoTubeやスタジオライトも多数展示を行う。ブースではオリジナルノベルティも配布予定。

BENROからは新製品の三脚展示や昨年発売し、人気を博した軽量三脚「シアンバード」、その他三脚や一脚、雲台なども多数展示を行う。

■主な出展製品

  • FC-500B
  • PavoSlim 60C
  • Evoke 900C(with新型アクセサリーFL-28)
  • PavoSlim 120(with連結可能な新型アクセサリーAS-DPC-PS120-KIT)

■SAEDA(Phottix/Loupedeck) ブース番号:12

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Phottixではパネルライト+ライトスタンド2灯が1つのバッグに収納できる「Twin Kit Set」や自動折りたたみ式ライトスタンドなど、ワンオペ撮影に最適な機能性を持つ製品を中心に展示。様々なサイズのRGBライトを使用した体験型撮影セミナーも開催予定。また、編集時短デバイス「Loupedeck」はすべての製品をPC接続で展示。さわって確かめることができる体験型ブースを予定している。

レンズ編

■シグマ ブース番号:84

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今年のシグマブースでは、注目製品「70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports」をはじめ最新のレンズラインアップがお試し可能。製品体験コーナーでは、Lマウント、ソニーE、富士フイルムX、ニコンZマウント対応レンズを取り揃えている。また、「Lマウントコーナー」を設置し、弊社カメラ「fp」シリーズや、ライカ、パナソニック、DJI、ブラックマジックデザインのLマウント製品を試すことが可能。

■タムロン ブース番号:83

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TAMRONは、ブランドをエンタテインメントにしてファンを楽しませる、モータースポーツ・イベント「BMW&MINI Racing」とコラボレーションする。ブースでは、最新のレンズと併せて2023年シーズンのレースで実際に使用されたレーシングカー「BMW M2 CS Racing」と「New MINI JCW CHALLENGE EVO」の展示等を行う。その他にBMW&MINI Racing 2023シーズンのチャンピオンドライバー2名による「スペシャルトークショー」やBMW&MINI Racingアンバサダーシューティング、BMW&MINI Racing 2024シーズン観戦ゲストチケットが当たるSNSキャンペーンを実施する。

■主な出展製品

  • 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060) Xマウント
  • 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058) Zマウント
  • 17-50mm F/4 Di III VXD (Model A068) Eマウント
  • 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065) Eマウント
  • 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057) Zマウント

■サイトロンジャパン ブース番号:53

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サイトロンジャパンブースでは、ブランド創立10周年を迎える「LAOWA」や「KamLan」交換レンズの新製品を試せるタッチ&ampトライコーナーをはじめ、「SIGHTRON」双眼鏡、ブランド創立25周年を迎える「Sky-Watcher」や「SHARPSTAR」、「Askar」、「Player One」といった天体望遠鏡や関連製品の展示を予定している。全自動天体望遠鏡「Vespera」や高性能サーマルスコープブランド「HIKMICRO」の商品も実際に見ることができる。

アクセサリー編

■Exascend/RAID ブース番号:57

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REDのラージフォーマット対応グローバルシャッターカメラ「V-Raptor[X]」を国内初展示。カメラアクセサリーとして、Inter BEE 2023でも好評だったマルチパーパスシングルイヤホン"intime Pro-M"、昨年のCP+で好評だった"Aspen Ballhead"、新規取扱いDZOFILM社CINEレンズ、Thypochレンズのタッチ&トライを実施。プロ機材ドットコム社とのコラボレーションによる話題満載なライブ配信を開催する。

■ATOMOS ブース番号:65

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ATOMOSブースでは、新製品の「NINJA」「NINJA ULTRA」「SHOGUN」「SHOGUN ULTRA」を中心とし、従来のモニターレコーダーの利点はもちろんのこと、ネットワーク、NDIを利用したリアルタイム映像伝送やクラウドでの映像共有のワークフローを体感できる展示を実施。ブース内では人気講師によるセミナーも開催する。

実際の現場において、モニターレコーダーを活用したワークフローの紹介や、新製品に追加された新たな機能の紹介など、普段の撮影に役立つ内容をお届けする。

■主な出展製品

  • NINJAシリーズ
  • SHOGUN シリーズ
  • SUMO19 SE
  • ZATO CONNECT
  • ATOMOS CONNECT

■Nextorage ブース番号:20

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出展製品はCFexpress Type Aメモリーカード「NX-A1PRO/NX-A1SE」、CFexpress Type Bメモリーカード新製品「NX-B2SE」、CFexpress Type B用カードリーダー新製品、UHS-II SDXCカード「NX-F2PRO/NX-F2SE」、ポータブルSSD「NX-P2SE」など。ブース内ステージでは、人気フォトグラファーやビデオグラファーを迎え、カード特性を理解し活用した撮影のセミナーや、高速連写撮影のデモンストレーションを行う。また、ダンス撮影などのフォトセッションタイムを設け、来場者が自由に撮影できるイベントも行う。

■ケンコープロフェショナルイメージング/GODOX ブース番号:44

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GODOXのクリップオンストロボ「V1 Pro」

ケンコープロフェショナルイメージングはGODOXと合同で出展。ストロボとLEDライトを幅広くラインナップする「GODOX」、ドイツ製高級マニュアルレンズ「Meyer Optik Görlitz」、ギア付き雲台とシステムビューカメラをさらに充実させた「ARCA-SWISS」などのブランドを展示する。

■ティアック TASCAM ブース番号:61

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動画音声用のレコーダーやマイク関連製品を出展。新製品の32ビットフロート録音やタイムコード同期に対応したピンマイクレコーダー「DR-10L Pro」やマルチトラックのオーディオレコーダー「Portacaptureシリーズ」に加え、プロの現場の定番マイクをカメラで使用可能となるカメラ用XLRマイクアダプター「CA-XLR2d」を展示。「CA-XLR2d」はカメラメーカー各社との協業にて生まれ、対応カメラも日々更新されている。

■ケンコー・トキナー ブース番号:42、19、11、62、

ケンコー・トキナーは、2024年2月22日(木)~25日(日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催される「CP+2024」に出展する。ケンコー・トキナーが取り扱っているバラエティーあふれる製品の数々を4つのブースで展示する。

双眼鏡・天体望遠鏡・カメラ・撮影用品・額縁/フレーム関連は、ブース番号42の「ケンコー/ZEISS/LEUPORD/MEADE」ブース。Kenkoトイカメラ「Pieni M」やバッグ、額縁/フレームの新製品を展示する。

ケンコー・トキナー、「CP+2024」出展。4つの独立したブースで展示[CP+2024]説明写真 ブース番号42の「ケンコー/ZEISS/LEUPORD/MEADE」ブース アクセサリー関連は、ブース番号19の「ケンコー/Cokin/フォーマットハイテック」ブース。撮影体験コーナーを設置し、展示されているKenkoフィルターでモデル撮影を体験できる。

ケンコー・トキナー、「CP+2024」出展。4つの独立したブースで展示[CP+2024]説明写真 ブース番号19の「ケンコー/Cokin/フォーマットハイテック」ブース レンズ関連は、ブース番号11の「トキナー/ZEISS/SAMYANG/レンズベビー」ブース。「atx-m 11-18mm F2.8」やSAMYANG V-AFシリーズのレンズをアナモルフィックレンズとして活用するためのマニュアルアダプター、「ZEISS Batis 2/40 CF」を展示する。

ケンコー・トキナー、「CP+2024」出展。4つの独立したブースで展示[CP+2024]説明写真 ブース番号11の「トキナー/ZEISS/SAMYANG/レンズベビー」ブース 三脚関連は、ブース番号62の「スリック」ブース。スリックブランドの新製品や参考出品を展示する